神戸万華鏡ミュージアム
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万華鏡 お知らせ万華鏡の歴史
万華鏡の起源は今からおよそ200年前のことです。
スコットランドのデイビッド・ブリュ―スターという物理学者が1813年に発明、
1816年に特許を申請して万華鏡が誕生しました。
万華鏡は灯台の明かりを遠くに飛ばすため、鏡の組み合わせを計算し
工夫をしているときにできたものなのです。
そして、1858年に『The kaleidoscope』という論文にまとめました。
英語名「Kaleidoscope」はギリシャ語のKalos(美しい)・Eidos(形)・Skopeo(見るもの)を
合わせた彼の造語です。

日本には3年後の1819年に渡来しました。
1615年から1833年までの出来事をまとめた「摂陽奇観」に
「紅毛渡り更紗眼鏡流行 大阪にて贋物多く製す」という記述が残っています。
遠い異国で発明された万華鏡はそのたった3年後に珍品として日本に渡来し・製造されていたのです。
明治になると「百色眼鏡(ひゃくいろめがね)」「万華鏡(ばんかきょう)」「錦眼鏡」として流行、
その後は子どもの玩具、郷土の伝統工芸として広まりました。

そして今から20年ほど前、コージーベーカーというアメリカのおばあさんが
息子の事故のショックが万華鏡で癒されたことに感動し、
彼女を中心に万華鏡を見直そうという運動が始まりました。これを万華鏡ルネッサンスといいます。
現在、万華鏡は婦人科、小児科等病院で痛みや癒しの用具として使われ、
またホスピス等での痛みの緩和にも使われ、それは昨年「心のつえ」という映画に結実しました。
不眠症は痴呆防止にも効果があるとされており、大人や子どもの想像力を刺激するツールであり
芸術品として価値のあるものもたくさんございます。